source: http://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/20110223_428706.html
ダウンロードセンターまたはWindows Updateからダウンロード
まずはじめに、Windows 7 Service Pack 1(以下、Windows 7 SP1)の入手方法をまとめておこう。
Windows 7 SP1のアップデートプログラムは、マイクロソフト ダウンロードセンター、またはWindows Updateからのダウンロードが可能となっている。
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| マイクロソフト ダウンロードセンターでは、Windows 7およびWindows Server 2008 R2用のSP1インストールDVDイメージファイルが配布されている |
Windows Updateでは、利用しているWindows 7の種類から、自動的に最適なインストールパッケージがダウンロードされる |
オーダーセンターで、DVDメディアをオーダーすることも可能。販売価格は1部1050円だ |
マイクロソフト ダウンロードセンターで配布されているアップデートプログラムは、Windows 7およびWindows Server 2008 R2の32bit版と64bit版にIA64版も加えた、全アーキテクチャのSP1インストールパッケージを含むDVD isoイメージファイルだ。全てのインストールパッケージを含むため、サイズは1953.3MBとかなり大きい。
また、Windows 7およびWindows Server 2008 R2の32bit版(x86版)用と64bit版(x64版)用のスタンドアロンインストールパッケージを、個別にダウンロードすることも可能とされてい る。この原稿を執筆している時点(23日午前4時現在)では、上記のisoイメージファイルのみがダウンロード可能だったが、こちら(http://windows.microsoft.com/installwindows7sp1) では個別にダウンロードする手順が紹介されているので、今後順次用意されることになるものと思われる。この方法でダウンロードする場合には、自分の利用し ているWindows 7が32bit版か64bit版かを確認したうえで、対応するインストールパッケージをダウンロードすればよい。サイズは、32bit版が537MB、 64bit版が903MBとなる。
それに対し、Windows Updateでは、利用しているWindows 7が32bit版か64bit版かを自動的に判断し、最適のものがダウンロードされるので手間がかからない。そのため、基本的にはWindows Updateを利用した方がいいだろう。Windows Updateでダウンロードされるインストールパッケージのサイズは、32bit版が44.3MB、64bit版が73.7MBとマイクロソフトではここ (http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/sp1/default.mspx) で説明しているが、実際のWindows Updateでは、32bit版が「44.0MB – 533.1MB」、64bit版が「73.6MB – 892.6MB」と表示される。また、筆者がWindows 7 Professional 64bit版で試したところ、ダウンロードサイズは途中までは89.4MBと表示されていたが、途中で968.7MBへと切り替わった。どうやら、 Windows Updateではダウンロードサイズが少なくなるとは限らないようだ。
さらに、Windows 7 SP1のDVDメディアを、オーダーセンターでオーダーすることも可能だ。このDVDメディアには、Windows 7およびWindows Server 2008 R2の全アーキテクチャ向けインストールパッケージが含まれている。こちらも2011年2月23日よりオーダー受付が開始され、メディアの発送は3月14 日以降が予定されている。販売価格は1部あたり1050 円となる。マイクロソフト ダウンロードセンターで配布されているDVDメディアのisoイメージファイルは、このDVDメディアの内容と同じものだ。
● インストール作業には30分~1時間ほどかかる
では、Windows 7 SP1のインストール手順を見ていこう。とはいっても、特に難しいことはない。
まず、Windows Updateを利用する場合は、Windows Updateを起動し、更新プログラムの確認を実行すると、「重要な更新プログラム」としてWindows 7 SP1が見つかるので、チェックを入れ「更新プログラムのインストール」をクリックする。あとは、自動的にダウンロードとインストールが行われる。その 後、再起動を促すメッセージが表示されたら、PCを再起動。あとは、デスクトップが表示されるまで待機すればいい。筆者の環境では、この後もう1度自動的 に再起動が行われ、インストール作業は完了した。
個別にインストールパッケージをダウンロードした場合には、直接インストールパッケージを起動し、インストールパッケージの指示に従って 作業を進めればいい。途中での入力作業は存在せず、インストール開始時に数回メッセージを確認してボタンをクリックするだけで、あとは自動的に作業が進め られる。インストール中には、数回再起動されることがあるとメッセージに記載されているが、筆者が試した環境では、1回の再起動のみでインストール作業は 完了した。
インストール作業に要した時間は、どちらの方法を利用した場合でも約30分ほどであった。インストールパッケージのダウンロード時間を加えると、もう少し時間がかかると思うが、長くても1時間ほどで作業は完了すると考えていいだろう。
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| Windows Updateを起動し、更新プログラムの確認を実行すると、重要な更新プログラムにWindows 7 Service Pack 1が表示される |
ダウンロードとインストールは自動で進行する |
再起動を促すメッセージが表示されたら、PCを再起動する |
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| デスクトップが表示され、このメッセージが表示されれば、インストール作業完了だ |
個別にインストールパッケージをダウンロードした場合には、インストールパッケージを起動し、指示に従えばいい |
こちらも、再起動後にこのメッセージが表示されれば、インストール作業完了となる |
● 目玉となる機能追加はほとんどなく、バグフィックスが中心
もともとService Packは、Windowsに新機能を追加するというものではなく、バグフィックスを中心とした修正版を提供するという意味合いが強い。そして、 Windows 7 SP1も、Windows 7発売以降に提供された修正モジュールやセキュリティアップデートなどをまとめ、さらにいくつかのバグフィックスを追加しただけに近く、大きな機能追加 や、パフォーマンスが大幅に向上するような機能修正などは盛り込まれていない。
見た目の変化は、エディション表示に「Service Pack 1」という表記が追加され、ビルド番号が従来の7600から7601になるという点ぐらいで、SP1の導入前と導入後でどこが変わったのか、ほとんどわからないほどだ。
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| SP1導入前のWindows 7のビルド番号は7600だ |
Windows 7 SP1のビルド番号は7601となる |
Windows Edition表示に「Service Pack 1」の表記が追加される |
ただ、少ないながらも、いくつかの新機能が追加されている。その1つが、Sandy Bridgeでおなじみの、インテル第2世代Core iシリーズで新たに搭載された、SIMD演算命令セット「Advanced Vector Extensions(AVX)」に対応したという点だ。現時点では、AVXに対応するアプリケーションはほとんど存在しないが、Windows 7 SP1でAVXがサポートされたことで、AVXの利用環境が整ったことになるため、今後対応アプリケーションが続々登場してくることになると思われる。
また、RemoteFXを新たにサポートするという点も、追加される新機能のひとつだ。RemoteFXでは、Wndows 7やWindows Server 2008 R2が提供する仮想デスクトップ環境「Virtual Desktop Infrastructure(VDI)」で、サーバーに搭載されるGPUの仮想化を実現し、VDI環境でもDirectXを利用したアプリケーションが 利用可能となる。また、サーバーに接続されているUSB機器をリダイレクトし、VDI環境で利用することも可能となる。
ただし、RemoteFXは、Windows Server 2008 R2 SP1上に構築されている仮想OSに、Windows 7 SP1のリモートデスクトップで接続し利用する場合にのみ対応する。Windows 7 ProfessionalおよびUltimateには、リモートデスクトップサーバー機能が搭載されているが、そちらではRemoteFXは利用できな い。そのため、企業ユーザーにとっては意味のある機能追加と言えるかもしれないが、一般ユーザーにはほとんど関係がない。
Windows 7 SP1には、このような機能追加が実現されてはいるが、一般ユーザーに関係のある機能追加はAVXに対応するという点ぐらいで、それも特に大きな機能強化 とは言いづらい。また、これまでに提供されている修正モジュールやセキュリティアップデートをこまめに導入している場合には、Windows 7 SP1インストールによる更新部分はかなり少ないものと思われる。それでも、新たに盛り込まれたバグフィックスも存在しているので、なるべく早めにインス トールしておきたい。